転職したいけどスキルがない20代がすべきことは?採用担当者が何をチェックするのかチェック!
新卒で入社した会社を3年以内で辞めて別の会社に転職する場合には「第二新卒」という枠で考えてもらえることが多いです。この場合は比較的ポテンシャルを評価してもらえることも多いため、スキルや経験などの能力面について厳しく見られることは比較的少ないと言えるでしょう。しかし、27歳以降になってくると年齢的にも新卒と5年ものギャップができているため、新人として扱ってもらえるケースは少なく、転職するのであれば何かしらのスペシャリストであることを期待されるケースが多くなります。例えば、20代後半で営業職の中途採用ポジションにエントリーした場合には、営業の実績があるか、あるいは営業に準ずる業務を行なったことがあるか、といったことを面接でチェックされることが多いと言えるでしょう。転職したいけどスキルがないといった場合には、本格的に転職活動をスタートさせる前に腰を据えてスキルの習得に集中してみるのもいいでしょう。
採用担当者はあなたのココをチェックしている!4つのポイントをチェック
新卒の時には何十社もエントリーしたのでなんとなく雰囲気はわかるけど、中途採用はどういった採用基準を取っているのだろうと不安に思う人も多くないはずです。そこで採用担当者がチェックしているポイントを4つにまとめてみました。20代で転職したいけどスキルがない場合でも、これらの要点をきちんと意識して面接官に熱意をアピールすることができればきっと採用を前向きに検討してもらうことができるでしょう。
1.志望動機
志望動機といえば、新卒での就職活動でも絶対に聞かれる鉄板の質問ですが、中途採用の文脈でも非常に重要なものになってきます。また、新卒採用の時はまだ学生であり、社会やビジネスに対して十分に理解している割合が高いため、多少未熟な回答でも面接官は多めに見てくれるケースが多いですが、中途採用の場合は20代であってもかなり細かく聞かれることを想定しておいた方がいいでしょう。20代で転職をする人は、今の会社が嫌で転職を考えるネガティブなケースと、自分がやりたいことを新しく見つけたポジティブなケースの二つがあると言われますが、面接官は候補者がこのどちらのパターンであるのかを見極めようとしているためです。転職したいけどスキルがない場合でも、自分の経験に基づいて熱く志望動機を語ることができれば、面接官にモチベーションを評価してもらうことができるかもしれません。
2.現在どんなことができるか・どんなことをしたいか
志望動機と重なってくるところもあるかもしれませんが、今どんなことができて、これからどういうことをしていきたいのかは、候補者の人柄を知るために聞かれることの多いポイントです。新卒で入った会社ではまだ数年しか働いていなかったため実績と言えるような実績がない場合でも、上司や同僚に褒められた話の一つや二つはあるはずなので、そういったことをノートに書き出してみるのもいいでしょう。そういった過去のちょっとした成功体験や、自分の得意なことなどを「これからどんなことをしたいか」に絡めることによって、面接官を納得させる志望動機を作成することができるのではないでしょうか。
3.目標達成のために努力できる人物なのか
20代の転職とはいえ、新卒で入社した人たちと比べて数年分のギャップがあるわけですから、目業達成のために努力できるかどうかは当然チェックされるポイントになるでしょう。なぜなら、日本は未だに年齢で役職などが決まるケースが多いため、特に第二新卒ブランドが通用しない20代後半の転職者は、同年代の社員と同じ目線で評価されることが多いため、人一倍努力することができなければ、お荷物社員になってしまいかねません。転職したいけどスキルがない場合でも、入社後に目標達成のために努力を続けることのできる人間であることが示せれば、きっと採用担当者も評価してくれることでしょう。
4.伸び代がどれくらいあるのか
20代での転職の場合、新卒採用ではないとしてもまだ若手社員であることには変わりありません。日本は少子高齢化が進んでいますので、多くの会社でボリュームゾーンとなっている層は40~50代ではないかと思われます。そういったベテランの方々から見れば20代の転職候補者はまだまだひよっこであるとみなされますので、今どういったことができるかよりも、これからどのように育ってどのような活躍を見せてくれるかといった未来像のようなものを見せつける必要が出てくるでしょう。転職したいけどスキルがないことを悩んでいた人にとっては特に、自分の伸び代を示すのは簡単なことではないと思いますが、例えば学生時代にスポーツで大きな結果を残した話や、最初の会社で若手ながら期待以上の成果を残した話などは、今後のあなたの活躍を想像してもらうには有効な材料として使えるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。