omiaiの個人情報漏洩はどうなる?足跡が何度もついてるのにマッチングしない理由を調査!
恋活アプリの古参「omiai(オミアイ)」。この恋活アプリですが、外部からの不正アクセスを受けたせいで会員情報の個人情報漏洩事件が起こりました。
この個人情報漏洩って、その後どうなるのでしょうか?その後について、omiaiアプリの特徴や評判を解説していきます。
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omiaiの個人情報漏洩はどうなる?
「omiai」は東証マザーズに一部上場しているネットマーケティング社が運営するアプリです。2021年5月に運営のネットマーケティングは、会員情報の運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなど、約171万件の個人情報漏洩があったと発表しました。同年同月にメルカリも2万7000件を超える個人情報漏洩があったとされますが、今回のomiaiの個人情報漏洩数の桁が違いますね。自分の情報が漏洩した場合はどうなるのでしょうか。
今年8月の時点で、二次被害があったということはないとネットマーケティングは発表しています。ですが運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど業者に悪用されたら嫌な個人情報漏洩があったのは大変なことでし、漏洩事故が発生してから3か月後の発表時点で二次被害が確認されていないというのは見通しが甘く、今後被害規模がどうなるのかは想定できないところかと思います。
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードといった情報が記載されている個人情報が漏洩すると
なりすましや偽造といったことが容易に行われてしまうという大変危険な状況になります。
仮にあなたになりすまされて借入や契約などを行われてしまった場合、あなたの評判に傷がつくこともありえます。
omiaiは、今まで個人情報は退会後も10年間データを保持していたようですが、今後はユーザーがアプリ登録時に年齢確認の認証が終わった後、個人情報を72時間でシステム上で自動削除するように運営方法を変えています。これで個人情報漏洩しようにも、データ自体が削除されてしまえば、もう個人情報漏洩することはないと考えられます。
しかし退会後にセンシティブな個人情報を10年も保存するとは、漏洩事故が発生したときにどうなるのか、想定が甘かったを言わざるを得ません。
なお、今までのデータは当面暗号化して運用し、二次被害があったかどうかの確認をしていくという方針のようです。
個人情報漏洩は大変重い責任です。ユーザーの本名や顔写真なども漏洩してしまっています。データ管理の方法を変えたことによって再発の防止を務めて新たに登録するユーザーへの配慮策、漏洩してしまったユーザーへの対応を心がけているそうです。
この一件の一連の対応の悪さからネットマーケティング社の悪い評判が広まってしまったことは事実ですが、今後運営方針をあらため評判をあげることができるのか、ユーザー目線から今後どうなるかは注目していきます。
ちなみに、情報漏洩した側の企業はどうなるのでしょうか?
一般的に情報漏洩を起こした際にはユーザーに対して慰謝料を払うことになります。
慰謝料は漏洩した情報の価値、漏洩した組織の責任度合い、事後対応の評価によって算定されることになります。
情報の価値は「人に知られると精神的に苦痛を感じるか」「人に知られると経済的損失があるか」という二軸で重さを判断するのですが、「今回の場合は婚活をしている(いた)」という付加属性がありますのである程度精神的苦痛があり免許証やパスポート、マイナンバーカードといった利用可能な情報ですので、一定程度価値があると言えると思います。
こうしたケースでは5,000円~10,000円程度の慰謝料になることが多いようです。
171万人の場合、5000円だとすると85億と非常に大きな金額になりますので、ベネッセコーポレーションのようにもう少し低い金額になるということもありえるかもしれません。
多額の慰謝料を支払うことで会社そのものがどうなるのかも気になるところですね。
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